【　快晴　】
４時に起床してヘッドランプなど装着し準備して４時４０分にテントを出発する。プーンヒル山頂までは約３００mほどの登りで約１時間ほど行程だ。途中から廻りが明るくなり始めて５時４０分山頂着。
東の空が明るくなり、太陽光が高い山の頂上を朱に染めて行く。正面に大きなダウラギリ、右側にアンナプルナの山々が連なって白く輝く。今日は快晴で良かった。

＜左＞アンナプルナとマチャプチャレ ＜右＞ダウラギリ

山頂で１時間弱過ごして６時３０分下り始める。途中で下に見えるシャクナゲの森が朝日に映えてきれいだ。今日でこれらの山々にお別れとなるのでしっかりと目に焼き付けておく。

７時４０分朝食を食べて８時２０分出発。今日は下り一方の道で1400ｍくらいは下る。石畳道、石の階段が続く。シャクナゲの木も段々少なくなってくる。このルートはジョムソン街道のメインルートで、多くの人は我々とは逆廻りのルートで登ってくる。しかしこのルートを登ってくるのはとても辛いだろうと想像される。

写真は、途中の休憩所の風景です。 １０時５０分今日の昼食場所に着く。ウレリの少し手前のバンタニという所らしい。左側には昨日通ったデオラリの山が高く見える様になった。左から合流してくる谷も深い。点々とある集落を繋ぐ道を下っていくのだが段々畑がずーと続いている。 昼食はそば、テンプラ、チーズ、ウリの酢の物など。今日はカンカン照りで暑い。

十分に休養して１２時１０分出発。まだまだ石段の続く下り道にうんざりしてくる。今日の宿泊場所のヒレがやがて見えてくる。谷に下って吊り橋を渡って少しで今日のテント場にやっと着いた。 ここにはレストハウスにホットシャワーがあるので何人かはこれを浴びに行った。私はもう風呂に入らない事にも慣れてしまって明日ホテルに帰るまでは汗臭いがそのまま過ごすことにした。 写真はヒレも近づき、谷の右側に宿泊するテント場が見えて来た所です。

今日はテント泊最後の日で、スタッフ達とも明日お別れとなるので夕食はちょっと豪華。途中で買った鶏をつぶして鳥のから揚げ、ご飯、スープ、ニンニク味の煮物、それに大きなケーキが出た。 夕食後はお別れパーティー、現地のお酒が出て、楽器を持ち出して歌を唄い踊る。ネパールのフォークソングだったが中々良い歌。踊りは特に決まったパターンがあるわけで無く自由に手足を動かすだけなので、全員で輪になって踊った。９時にはお開きとなって就寝。