トレッキングルートは水平距離で約40〜50ｋｍの間くらいの距離で、テント泊５泊で歩く。
標高は出だしのチャンドラコットで1400ｍ弱、最高点はプーンヒルの3194ｍ、終点のナヤプルで約1000mである。ただ、山のスケールの大きいのには驚く。
道は村々を繋ぐ生活道路で、石を敷いた道が多く、階段状にしている所も沢山ある。あちこちに山の上まで段々畑が広がる中、山腹のトラバース道であったり、時には沢まで下って又登り、尾根の上やシャクナゲの林の中など変化がある。荷物を運ぶロバなどが通るので糞が沢山落ちていて結構匂う。我々の年代の人なら、戦前戦後間も無い頃の山奥の農村風景を思い出すだろう。
シャクナゲの森はタダパニからゴラパニにかけてが一番たくさんあるようだ。山全体がシャクナゲの森で外から見ると赤く色づいて見えます。

トレッキングルートマップ

アンナプルナ山群概念図