アンナプルナ・ダウラギリパノラマトレッキング

３月２７日から４月４日までネパールへトレッキングに行って来ました。目的はネパールの国花であるシャクナゲの大木と花を見ること、ヒマラヤの白い山々の展望を楽しむことでした。
天気にも恵まれて楽しい旅でした。幾つかの写真を掲載します。

近くで見られたヒマラヤの山々の写真です。

マチャプチャレ(6993m)という有名な山で、通称魚の尻尾と言われています。聖なる山で山頂への登頂が禁じられております。イギリス隊が山頂50ｍ下で引き返したとか。
歩き始めて２日目の宿泊地近くで急に山の上から姿を現しました。

　

２日目の宿泊地はマチャプチャレとアンナプルナサウスがすぐ前に展望できる眺めのよい尾根の上でした。
３日目はこれらの山々を眺めながらのパノラマトレッキングでした。途中で家の前の日向で散髪をしている光景に出会いましたので、山をバックに写真を撮りました。
背後の山はアンナプルナサウス(7219m)とヒウンチュリ(6441m)です。

テント場の風景です。５泊のテント泊でした。

　


ダウラギリⅠ峰(8167m)です。朝４時に起きて近くのプーンヒルと言う約3200ｍの小山に登り、朝日を浴びるダウラギリを展望しました。

　


世界の最高峰エベレストです。その右の山がローツェです。マウンテンフライトの機中から撮影したものです。

次はシャクナゲとサクラソウ


途中シャクナゲだけの林があります。林の中を歩いていても下から木を見上げるため花はよく見えません。展望の良い所に出ると下のシャクナゲの林などが展望でき、林が赤く染まって見えます。

シャクナゲの色はほとんどが赤ですが、ピンクもあります。偶に白が見られました。木は一抱えもあり日本では想像が出来ません。

　

サクラソウが道沿いにも沢山咲いていました。これは結構大きな株でこの位大きなものは中々見られません。

この他にも登山道沿いには色んな花が見られました。

その他の風景　段々畑


段々畑は至る所にあり、山の上まで続いています。今回歩いた道はこの山間の集落の生活道路で畑を中心に所々に集落があります。

その他の風景　食事の風景


アンナプルナを見ながら夕食をする。		 食事の場所に着くと、この写真のように椅子、テーブルが用意されて食事をします。
この写真は２日目の夕食の時のものです。

食事班はコックとキッチンボーイなど総勢5名ほどで、我々が朝食べて出発した後、後片付けをして鍋釜、食料、椅子机などを背負ってトレッキングﾞ中の我々を追い越して次の昼食場所に先行しています。
昼食を作って終わった後又同じように夕食の場所に先行すると言う結構ハードな作業のようです。

この他にもテントや我々の荷物などを持ってくれるポーターが５名くらい、チーフガイドを含めた山案内人４名ののシェルパ達とツアーの人数より多くの人達を引き連れた大名旅行でした。

しかし、シャクナゲやヒマラヤの山々を直に自分の目で見るには、テント泊などで自分の足で歩いて行かねばなりません。テント泊では勿論風呂にも入れませんし、シャワーもありません。トイレも穴を掘っただけのトイレテントですので、このような山旅に耐えられることが必要でしょう。