佐藤さんご夫婦に探鳥の指導をお願いして、探鳥ハイキングが実現しました。参加者は佐藤さんご夫婦、川本さんご夫婦、小佐野さん、小林啓治さん、安藤さん、下山夫婦の９名。大矢さんは直前で都合が悪くなり欠席は残念でした。参加の生徒さん達は探鳥初心者でしたが、熱心に目、耳を働かせて鳥達に興味を持ちました。これからはきっともっと関心を持つことでしょう。

竜神ダムに集合して出発前の全員集合写真

以下感想文と写真を掲載します。まずは先生の佐藤さんご夫婦です。

『明山登頂に成功！！』 　下からは近くに見えた明山が、登り始めて20分何故か更に遠のいていた。最後の急登はロープを頼りに這いつくばるように登る。帰りはどう降りるのだろうかと不安がよぎる。それだけに、低山とはいえ頂上に立った喜びはひとしお。リュックを持っていただいたり、皆様の温かい激励のお陰です。有難うございました。　　　佐藤悦子 　竜神ダム沿いを亀が淵までゆっくり鳥を見ながらのハイキングです。ダムでは美しく着飾ったオシドリとマガモが優雅に泳ぎ、頭上ではタカの仲間のノスリとトビがカラスと空中戦を演じる。かわいいマヒワの大群にも遭遇し、春を告げるウグイスの声がひときわ大きく聞こえました。皆さん初探鳥でしたが、名前は分からなくとも日頃から鳥への関心をお持ち方ばかりで、双眼鏡の扱いにもすぐ慣れられたのには感心しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　佐藤松範

今日の探鳥のおさらいと先生の総評です。

小佐野さんの感想文

『感想文』 探鳥ハイキング大変楽しい一日でした。なかなか、鳥の種類は分かりませんが、鳥を見つけながら山を歩くことができるようになりそうです。 これを機会にバードウォチングもやつて見ようと思い、野鳥の本を買い、自宅の周りに来る鳥をまず観察することにしました。 20日には　天気が良かったので、高鈴山に弁当を食べにいってみました。途中でどんな鳥に遭えるかが楽しみになりました。木々を見ながら歩いていると、鳥の巣を見つけました。ひとつは、鳥の尾羽が見えましたが、どんな鳥か分かりませんでした。あとひとつは古いものでした。次回までに少し鳥を見分けられるようになっておこうと思っています。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小佐野勝春

遊歩道途中の東屋の休憩所で明山をバックに記念撮影しました。

川本さんご夫婦の感想文です。

『感想文』 淵を泳ぐマガモやオシドリ、天空を舞うトビやノスリを佐藤さんに用意していただいた双眼鏡で観察した。今迄はじっくり見ることのなかった鳥達だったが、なんとも美しく可愛いものですね。チツチツと鳴いた小さな鳴き声を聞きつけただけで、「ほら、あの小枝に止まっているのがーーーだよ」と教えてもらったが、ほとんどの場合私どもには見つからない。佐藤ご夫妻の磨きぬかれた観察力にただただ感嘆させられました。これからは、鳥の名前と鳴き声にも注意を向けようと思い立ちましたが、下山ご夫妻造詣の野の花木も知りたいし、忙しいことになりました。 明山には今年初め二人で登ろうとしたのですが、沢道に入った所でハイキングコースとしては余りに道が悪すぎる思って途中で引返しました。今回先導してもらうと同じ道とは思えないぐらいはっきりした道に見えるのは不思議でした。お蔭様で、念願の明山山頂からの、日光連山、那須連山、奥久慈山稜の大パノラマを堪能することが出来ました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　川本一俊・和子

明山山頂での記念写真。

小林啓治さんの感想文です。

『趣味百般の６２会員』　　　　2001年3月21日　東行小師 鳥類学者　佐藤松範さんご夫婦のご指導により、野鳥の生存数(６３０種)、チャンピオン(最大確認数約３００種)、そして今回のバードウォッチングにて観察野鳥数(２０種)等収穫多き１日でした。 天気予報学者　下山和彦さんの判断通り、集合時刻９時にはすっかり良い天気となり、竜神ダムをスタートして野鳥探索しながら亀ヶ淵までハイキング。佐藤松範さん、川本一俊さん、下山和彦さん３カップルの如くオシドリは『鴛鴦の契り』と言われる程、夫婦の極めて睦ましい例えに使われる。 ところが佐藤夫人の解説では、毎年相手を替えてカップルとなるとか。種の保存（強い子孫を残すため）の原則か、それとも何やら最近の世相と似ているのやら？ 明山にて一人缶ビールを飲みながら至福の時を過ごす我、よきパートナーに感謝。 【註】野鳥の生存数約630種は日本の野鳥の数、最大確認数約300種は佐藤さんの確認数だったの思うのですが・・・　　　　(下山)

眺めのよい岩崖の先端で御機嫌の方々。スキーのゴーグル姿はやっぱりちょっと異様ですね。

安藤さんの感想文です。

『感想文』 大変楽しい山遊びに参加させていただき有難う御座いました。特に佐藤さん御夫妻の野鳥観察御指導は的を得て、楽しさが倍増できました。 また是非ご指導ください。　　　　　　　　　 安藤

マガモやオシドリの大きな姿は残念ながら写真では撮れませんでした。この程度で御勘弁下さい。